互助会の広告の見方

冠婚葬祭互助会が配布するチラシやパンフレット、ホームページでも、多くの方に葬儀の知識や経験がないことにつけこんだ、実態があるのかどうか分からないメリットを強調する手口での勧誘を行っています。 このような手口にだまされないよう、いくつかの例をご紹介します。

厚生労働省認定の技能審査制度に合格した「葬祭ディレクター」?

「葬祭ディレクター」は、あくまでも民間の資格です。厚生労働省が認定しているのは、あくまで葬祭ディレクター技能審査制度です。個々のディレクター資格は、厚生労働省ではなく、葬祭ディレクター技能審査協会が独自に試験を実施し、認定しています。国家資格はありませんので、誤解されないようにしてください。

また葬祭ディレクター制度は、全般的な知識や技能の習得には役立つものではありますが、実際の葬儀は地域の風習などに大きく左右されます。良い制度ではあるとは思いますが、それだけでは葬儀は行えないのです。新規参入で信用力のない互助会がはくをつけるためにアピールしているのでしょう。ご葬儀は、経験豊かな地元密着の葬儀社で行われるのが賢明です。

安心でわかりやすいプラン?

いくつかの料金プランを設けていますが、これだけでは葬儀ができないしくみになっています。必要でないものもプランに詰め込み、必要なものをオプションにして葬儀費用を釣り上げるのは、互助会の常套手段です。

セットになっていてわかりやすいと思いがちですが、だまされないようにしてください。明細を出せないのは、出せない理由があるからです。

※全ての互助会に問題があるわけではありません。良心的な互助会も存在します。当サイト記載内容は、あくまでこのような恐れがあるという参考情報としてご理解ください。

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