全国的に進む互助会ばなれ

日本消費者協会が昨年発表した「葬儀についてのアンケート調査報告書」によると、全国的に年々互助会ばなれが進んでいます。強引な勧誘や高額な葬儀費用が嫌われた結果と思われます。このまま互助会ばなれが進めば、経営が立ち行かなくなる互助会が多く出てくるものと予想されます。そうなれば、会員の掛金もどこまで保証されるか定かではありません。さらに、中国地方では互助会比率が7.7%と全国平均の半分以下となっています。

葬儀の依頼先

  • 中国地方では「葬儀社」が84%と圧倒的に多く、「冠婚葬祭互助会」は7.7%となった。
  • 前々回の調査では、「冠婚葬祭互助会」が「葬儀社」を上回っていたが、前回調査でその順位が逆転した。今回の調査においては、「葬儀社」の割合がますます大きくなっている。
全国的に進む互助会ばなれ

(出展:第9回「葬儀についてのアンケート調査」報告書 (財)日本消費者協会)

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